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地方移住ランキング! 2014年、もっとも人気があったところは意外な◯◯?

子育て世代・団塊世代を中心に田舎暮らし希望者が増えている

今、注目の地方移住。東京都市圏に住む人の地方移住をサポートする『NPO法人ふるさと回帰支援センター』(東京都千代田区)は、『2014年田舎暮らし希望地域ランキング』を公開しました。

『田舎暮らし希望地域ランキング』
1位 : 山梨県
2位 : 長野県
3位 : 岡山県

3年続けて1位だった長野県を抑え、山梨県が初の1位となりました。以下4位 福島県、5位 新潟県、6位 熊本県、7位 静岡県、8位 島根県、9位 富山県、10位 香川県と続きます(実際のランキングは20位迄発表)。

この上位3県は毎年上位にあがる人気の県で、どの県も支援体制、情報提供など、移住先としてのPR を上手に行っているのが人気のポイントとなっているようです。長野県、山梨県の2県は、全体の3割の支持率がある、人気の移住先となっています。岡山県は東日本大震災以降、移住先として急浮上しており、20~40代の若い世代に人気です。

『NPO法人ふるさと回帰支援センター』では、ここ2年で全世代にわたってセンターへの相談数が増加し、2014年は前年に比べて1.4倍となりました。地方移住・田舎暮らしを考える人が世代問わず増えていることがわかります。

中でも増加傾向にあるのは、地方でゆとりあるセカンドライフを過ごしたい団塊の世代(主に60代)と、2011年の東日本大震災をきっかけに、より安全な地方移住を考えている20~40代の子育て世代です。どちらの世代も慌ただしい都心でなく、物価も安い地方で安心安全な生活をしたいということが共通しています。

 

上位3県人気の理由は?

『田舎暮らし希望地域ランキング』ですが、前年の2013年は長野県が1位、山梨県が2位で、2014年と上位2県が入れ替わっただけでした。

3年連続してトップだった長野県に代わり山梨県が1位となった理由は、毎月『NPO法人ふるさと回帰支援センター』で県の市町村がセミナーを開催していることにあるようです。生活や住宅、就職の相談に対応した窓口『やまなし暮らし支援センター』がオープンし、県の労働局も人員を配置しています。

また、1位山梨県と2位長野県が人気である理由の一つとして、どちらも東京都心へアクセスしやすいということが挙げられます。実際、移住者の間からも「東京都心に特急1本で行けるのは魅力」という意見が同センターに寄せられています。さらに、自然も豊かで食べ物も新鮮で美味しいといわれています。都会へすぐに行ける便利さもありつつ、田舎でスローライフをというのは確かに魅力ですね。

今回3位だった岡山県は、2011年の震災以前はトップ10圏外でしたが、ここ数年で一躍上位の常連となりました。子育て世代が震災後、一時的または長期的な避難地として岡山県を選んでいるようです。

岡山市の移住者へのアンケートによると、「災害が少ない」「温暖な気候」「交通網や医療の充実」「生活の利便性」などが人気の秘密のようです。また、少数ではありますが、岡山県南地方は原子力発電所から遠いこともメリットとする声があるそうです。

一方で、震災・福島第一原発の影響もありながらも、UターンだけでなくIターン希望者の相談が根強く、福島県が4位にランクイン。もともと福島県は移住に力を入れており、震災前の2010年のランキングでは1位でした。震災以降ランキングはダウンしたものの、被災地を応援したいという人たちからの注目を集めているといいます。

最近では、「くまモン」や「うどん県」で積極的に地域をPRしてきた熊本県や香川県も、上位に入るようになりました。

移住者は、今後の生活ビジョンを描くことが重要

センターの調査結果によると、移住希望者のうち地方都市をあげる人が前年より6ポイント増加しています。これは、移住する場合の優先順位として「就労の場があるか」を意識している人が増えていることと関係しています。20~40代の子育て・働き盛りの世代にとって、仕事があるかないかは大きなポイントです。漁村や農村などでのスローライフな田舎暮らしもよいですが、実際に就労するとなると地方都市のほうが求人があるのが現実です。

また、インターネットなどのインフラが充実していること、安心安全な子育てができるかどうかも、若い世代にとって重要な選択ポイントの一つとなります。

同センターは「移住希望者にどのような支援、生活基盤を提供できるかがポイント」と言います。『田舎暮らし希望地域ランキング』上位に挙がった県は、移住者への支援が手厚い自治体が多いことがわかります。また、それ以外にも求人情報や先輩移住者の体験談を移住者向けのサイトに載せるなど、さまざまな工夫をしています。

若い世代に人気の岡山県は、先輩移住者によるボランティア移住者支援団体もあり、物質的・精神的に移住者を受け入れる土壌ができつつあるようです。また、長野県、山梨県のどちらも自治体が支援センターを設け、移住相談や就職相談ができるセミナーを定期的に開催しています。

どういった希望があるか、移住後どのような生活を送りたいか、ビジョンを考えて移住先を探すことがとても大切になります。自分の望む生活を手に入れるため、各自治体の取り組みを調べてみるのが移住の第一歩となるでしょう。

 

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