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デザイナーズマンションは本当に需要があるのか?

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(写真=PIXTA)
デザイナーズマンションといえば、コンクリート打ちっ放しの壁やおしゃれなインテリア、独立したキッチンや洗面台など個性的な居室の造りが特徴で、さらにマンションの外観もおしゃれな雰囲気になっているものを一般的に指します。しかし、デザイナーズマンションの明確な基準はありません。

このデザイナーズマンションが一体どのような人たちに需要があるのか、考えてみましょう。

デザイナーズマンションに住む人たちは

どんな物件でも、賃貸収入を得るためにはどのような人たちが入居するのか、購入する前に想定する必要があります。

デザイナーズマンションの最大の特長は、一般的なマンションよりもスタイリッシュな内装や外観となっています。また、室内には最新設備が設置され、オートロックやシステムキッチン、浴室乾燥機、宅配BOXなどを整えることで、より快適に過ごせる住居作りをしています。

デザイナーズマンションを選ぶ人たちは、自分で部屋をアレンジしたり、こだわりをもった空間にしたいと思う人が多いようです。消費が伸び悩む中でも自分の好きなことには投資をしたいと感じ、多少家賃が高くてもデザイナーズマンションを選ぶ傾向にあります。その入居者の年齢層は、デザイナーズマンションはワンルームや1DK、1LDKなどあまり広くない物件が多いため、20~30代の単身者が多くなっています。

デザイナーズマンションに住むメリット

デザイナーズマンションに住むことで、入居者はどのようなメリットを享受できるのでしょうか。

快適さだけを求めるのであれば、デザイナーズマンションである必要はないはずです。しかし、お気に入りの洋服やカバンを身につけるように、部屋もお気に入りのものを選びたいとデザイナーズマンションを選ぶ人もいます。

そう考えるとそこに住むことで得られるメリットは、利便性や住みやすさだけではなくこだわりを満たす「満足感」なのかもしれません。裏を返せば、このような欲求が叶えられないとデザイナーズマンションの需要はないということになります。

オーナーにとってのメリット

デザイナーズマンションは付加価値があるため、相場よりも家賃は高めに設定されています。それでも都心の人気物件は空室待ちもあるほどです。マンション経営における一番のリスクは「空室リスク」です。個性的な物件であるデザイナーズマンションは、他の物件と比べて空室対策がしやすく、家賃も下がりにくいというメリットがあります。

また、デザイナーズマンションによくある「コンクリート打ちっ放し」の部屋は、防音性や耐火性が高いという機能的な面もあります。その他、メゾネット対応の部屋では螺旋階段が多いですが、これは省スペースで部屋を広く使えるという利点があります。

デザイナーズマンションは立地も大事

デザイナーズマンションは、上述の通り「スタイリッシュな家に住むことで満足感を得たい人」がターゲットとなります。なので、そのような人たちに人気があるエリアにすることで、より空室リスクを抑えることができるでしょう。

デザイナーズマンションであっても立地は重要となり、東京では渋谷区や港区など都心の人気が高くなっています。東京の都市部でデザイナーズマンションを作っても、そのエリアにステータス性を感じてもらえなければ、あまり需要は見込めないかもしれません。十分にリサーチをした上でのターゲティングが重要です。

このように、デザイナーズマンションが集中するようなエリアを選び、デザインや設備にもこだわって物件を探すことがポイントとなります。一般的なマンションに対する需要とは異なる面が多いので、自分の感性だけではなく、デザインなどに詳しい人の意見もしっかり聞いて参考にするとよいでしょう。

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