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人気再沸騰!? 都心部のヴィンテージ・マンションの魅力を解説

vintage
(写真=PIXTA)

どんなに優れたマンションでも、築年数が経つにつれて価値が下がることがあります。しかし、中には築年数が経っても人気が下がらず、むしろ古くなったことがプラスに働き、新築時よりも高値がついているマンションもあります。それが「ヴィンテージ・マンション」です。とりわけ、都心部のヴィンテージ・マンションが今、再び注目されています。

今回はヴィンテージ・マンションの魅力を解説します。

現代の新築マンションにはないデザイン性の高さ

ライフスタイルが多様化する現在、家の機能性よりも「住まいの個性」や「暮らしの質」を大切にする人が増えてきました。そのため、均一的なデザインの新築マンションよりも、建物の質感、ロビー、ドアノブや窓などに個性が感じられるヴィンテージ・マンションに魅力を感じるという人も少なくありません。新築マンションのように設備が整っていなくても、その希少性の高い建物や内観のディテールが、ヴィンテージ・マンションの魅力を高めているのです。

例えば、代官山や赤坂などに現在も残り、都内の人気ヴィンテージ・マンションのひとつ、「秀和レジデンス」は、マンションデベロッパー・株式会社秀和の創業者がデザインを考え、マンションごとにデザインを変えるなど工夫を凝らした物件です。その結果、独自のレトロで上品な雰囲気があり、現在でも、そこに魅力を感じる人たちから高い支持を受けています。

立地のよさ

東京カンテイが2016年5月に発表した「ヴィンテージ・マンション&プレミアム・マンション2016」によれば、関東地区のヴィンテージ・マンション237物件のうち、最も物件数が多い地区は、港区で83件、次いで渋谷区の52件、千代田区の23件でした。また、中古流通時平均坪単価の上位30物件のうち、港区が最も多く、15件と全体の半数を占めています。

不動産投資を行う上で、長期的に安定した収益を得るためには、物件の立地のよさは欠かせない要素です。どんなに建物が素敵でも、利便性の悪い場所にあれば空室リスクも高まります。ヴィンテージ・マンションの価値が古くても上がり続ける理由のひとつが、その立地のよさなのです。

メンテナンス・管理が行き届いている

築年数が経ってもマンションの価値をキープし続けるためには、建物の定期的なメンテナンスや適切な管理が必要です。たとえ築浅マンションであっても、管理組合がきちんと機能していない、住民が自分たちの住まいに関心が薄いといった場合は、建物の劣化が進み、価値が下がってしまうことも珍しくありません。

ヴィンテージ・マンションに明確な定義はありません。一般的には、「築10年以上経過している」という条件があげられます。ヴィンテージ・マンションは、古くてもメンテナンスや管理がしっかりと行われている物件が多く、築年数が経っていても、清潔感を感じさせます。建物の修繕工事もきちんと行われるなど、丁寧に手入れされています。だから、設備が古くても、建物の魅力が損なわれないのです。

また、ヴィンテージ・マンションは建設当時から高級マンションとして謳われ、そこに住むことは、一種のステータスでもありました。そのため通常のマンションに比べて、住民たちも自分たちの住まいに対する愛着があります。愛着から長く住み続けているという人も少なくないでしょう。住む人の意識の高さも、ヴィンテージ・マンションの価値を高める理由のひとつなのです。

資産価値が高い

既出の「ヴィンテージ・マンション&プレミアム・マンション2016」によれば、2013~2015年のヴィンテージ・マンションの中古流通平均坪単価は、千代田区の三番町パークテラス桜苑が最も高く、988万円という結果が出ています。

ヴィンテージ・マンションの最大の魅力は、その資産価値の高さです。築年数が経過するほどに価値が下がるのが一般的なマンション市場において、新築当時よりも高値で取引されることも多いヴィンテージ・マンションを所有することは、不動産投資を行う上で非常に有利であるといえます。

ヴィンテージ・マンションには、その名の通り「古いからこその魅力」が凝縮されています。根強いファンも多く、一度住むとその魅力にひかれて長く暮らす人が多いため、なかなか物件の空きが出ないという実態もあるようです。

部屋の間取りや設備などに関しては、どうしても新築マンションに比べて使いにくい部分もあるものの、最近ではヴィンテージ・マンションの室内をリノベーションして新たな魅力を引き出し、若い世代を中心に人気を集める物件も登場しています。不動産投資をお考えの人は、ヴィンテージ・マンションにも目を向けてみてはいかがでしょうか。

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